初代
阪本作左衛門(1817年3月5日生) 江戸時代末期・文化年間に創業
阪本家は、かつて造り酒屋を営んでいたと伝えられています。屋号の「ますや」は、酒の枡に由来するものとされ、古い人形型の背中部分に「桝屋」と記されたものも多く残っています。現在、酒屋に関する資料や道具は残っていませんが、屋号は人形づくりとともに受け継がれてきました。
「きらびやかな人形よりも、じっと見ていると、味わいのでてくるものを作りたい」
この五代目岩切和子の言葉にはますやの人形作りの姿勢があらわれています。人々の日常に寄り添い、何気ない日々を豊かに彩る人形作りを心がけています。






初代
阪本作左衛門(1817年3月5日生) 江戸時代末期・文化年間に創業
二代目
阪本兼次郎(1837年12月30日生)
三代目
阪本兵三郎(1877年12月5日生)
四代目
上田もり(1899年2月22日生) ※三代目兵三郎の姪
五代目
岩切和子(1920年9月30日生) ※三代目兵三郎の娘/1966年より製作
六代目
阪本兼次 1995年〜2019年 製作
七代目
下西美和 2019年〜2025年 製作
八代目
阪本由美子 ※六代目阪本兼次の妻 1995年〜2019年 製作に携わる/2025年より製作再開



工房の中心となってきた建物は、明治28年(1895年)に建てられた、約130年前の木造校舎です。
宮崎市立佐土原小学校が木造校舎から現在の校舎へ建て替えられる際、五代目・岩切和子が校舎の一部を買い取り、移設して人形工房としました。
飾り窓の横部分で切り分け、曳家によって現在の場所へ移設されています。
その後、住居や工房を増築したことで、校舎部分は外から見えにくくなっていますが、通りから上を見上げると、当時の校舎の上部をご覧いただくことができます。
2025年夏に専門家による調査を行い、屋根裏を含む構造部分は現在でも堅牢な造りであることが確認されました。
一方で、建物全体の安全性や維持管理を考慮し、保存と活用の方法を見直す方向で検討を進めています。今後は一部を整理・縮小しながらも、五代目の時代から受け継がれてきた工房を残していく予定です。
また、店舗・展示室・絵付け体験スペースについては、新たに整備を行い、より多くの方に佐土原人形に触れて楽しんでいただける空間づくりを目指しています。
工事や整備の時期につきましては、当サイトおよびInstagramにてお知らせいたします。